湖西市立東小学校のすぐ西、女河浦海水浴場のすぐ南に
小高い丘から浜名湖が見えて、海岸線の崖が崩れる前は、女河浦海水浴場の一部として慣れ親しまれた海岸へと続くポイントがあります。
ここをぜひ「丘の上の海の幼稚園」(=森の幼稚園+海の幼稚園)として活用していこうという声が広がってきました。
ここは、昭和の時代に開発計画が持ち上がったこともある景勝地です。
丘の上の農地で道がなく耕作は困難で全面的に放棄地になっているとはいえ、農地が故に開発は難しい土地でした。
海岸に面した急峻な山林(民有地)や崩れた崖も手をつけにくい理由でした。
結果的に長期間放置されておりますが、今となっては手つかずに残された、貴重な里山、里海的自然であり、むしろ喜んでもよい状況と思っております。
この土地を放置したまま活用しないのはもったいないと、先日10/5に、三上市長を座長とするPJが発足しました。
名づけて「もったいないプロジェクト」。
現在最も有力な活用案である「丘の上の海の幼稚園」(=森の幼稚園+海の幼稚園)を私が勝手に絵にしました。
自然を極力残すために地元の力を結集し低コストに最小限の整備をしようというものです。
でも、まだ農地が故の克服しなければならない問題がいくつかあります。
この取り組みのテストトライとして先日9/24に「海の幼稚園」を行いました。
この様子を2016年10月3日 に中日新聞の社会欄で取り上げていただきました。
里山の自然の中で学ぶ「森の幼稚園」活動が全国的に広まる中、
浜名湖を“先生”にした「海の幼稚園」が湖西市でスタートした。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20161003/CK2016100302000086.html
女河浦を愛する地元新所住民の思いが届き、湖西市役所や地権者企業と協働で有効活用への道が開けたらうれしいです。